所長の渡部です。

 落花生の近況報告です。

 皆さんの育てている落花生の生育状況は、いかがでしょうか?

 私が、職場の畑で育てている落花生の生育状況は、写真のとおりです。
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           7月31日午前中の生育状況です。通路がだいぶ塞がってきました。


 雨が降ると、なかなか抜けないような排水不良な畑ですが、何とか生育が進み、もう少しで通路がふさがりそうなところまで生育量が増えてきました。また、床面に繁茂する茎葉の姿(草型)も品種の特性が出てきており、千葉半立(中間型)に比べ、おおまさりはややこんもりとした形になっています。
 しかし、欠株が多かった部分では、通路が大きく空いており、雑草が繁茂しやすい状況となっています(写真は手取り除草後のため、きれいになっていますが・・・)。

 落花生栽培の場合、雑草対策(雑草の発生を抑制する)に気を使いますが、床面や通路を落花生の茎葉で覆うことにより、雑草の発生を抑制することができます。しかし、最近の栽植様式(種まきの間隔)は、福島県(会津)を始めとした東北各県で盛んに落花生が栽培されていた昭和50年代と比べると、かなり広くなっていることから、落花生が畑全面を覆いにくい状況となっています。
 昭和50年代は品種も異なりますし、質より量の時代でしたから、品質を重視する現在と単純に比較するわけにはいきません。収量、品質、雑草抑制などの観点から、現在の品種にあった栽植様式(種まきの間隔)や播種時期について、再検討する必要があるのではないでしょうか。

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     左が「おおまさり」右が「千葉半立」。「おおまさり」の方がややこんもりとした草型に見えます。

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             右側の床は欠株が多かったため、通路が大きく空いています。


 花も毎日たくさん咲いており、子房柄(これが地中に潜って落花生の実を付けます)もどんどん地中に潜り込んでいます。
 最近雨が多い中、排水不良な畑の条件が気になりますが、さてさて、どんな作柄になるやら、楽しみな(ちょっぴり不安な)日々が続きます。
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                      開花は順調に進んでいます。

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                    どんどん地中に潜っていく子房柄の様子。