作物担当の横山です。

 7月7日に、三島町の美坂高原を会場に、「奥会津地域におけるエゴマ機械化栽培体系確立に向けた現地検討会(第1回)」を開催しました。
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 当日は、大変暑い中、エゴマ栽培に取り組んでいる生産者など、30名を超える方々に参加いただきました。会場がちょっと遠い中、参加いただき、誠にありがとうございました。

 検討会では、エゴマの大規模栽培に取り組んでいる三島町の(株)桐の里産業と南東北クボタに協力いただき、移植機を用いたエゴマのプラグ苗定植実演を行いました。今回使用した移植機は、クボタの野菜半自動移植機(KP1E)で、一人は運転を担当し、一人は機械に苗をセットします。10aを約100分で定植できます。
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 (株)桐の里産業の担当者は、移植機を使った感想を「しゃがまないで定植できるのでとても楽です」と話していました! (株)桐の里産業では、本年は2.8haのエゴマを栽培する予定です。
 また、金山普及所の藤家技師から、「播種から育苗、定植のポイントと中耕培土までの管理について」と題して、エゴマ栽培のポイントについてお伝えしました。

 奥会津地方では今、エゴマ生産の機運が高まっています。また、三島町の(株)桐の里産業では、「絆で拓く!ふくしま未来農業創出事業」を活用して、エゴマの大規模機械化一貫体系の確立と6次産業化の推進を目指しています。
 会津坂下農業普及所としても、奥会津地域のエゴマ生産を加速させ、地域振興につなげたいと考えています。
 今回の検討会を含め、計3回の現地検討会を開催するとともに、年内に奥会津エゴマセミナーの開催を計画していますので、よろしくお願いします!!