所長の渡部です。

 今日(6月29日)、育苗中のエゴマ苗の摘心作業を行いました。普通はやらないと思いますが・・・・・。

 エゴマの大規模機械化一貫体系の確立を目指して活動中ですが、ちょっと悩んでいるのが、摘心作業です。
 通常は、本葉4枚の時に摘心を行います。ねらいは、草丈を抑えて倒伏防止を図るとともに、側枝を増やして増収を図ることにあります。2回の摘心で、24本の側枝の出すことが理想とされています。

 大規模栽培の場合、栽培畑で摘心するのは、労力的に見て不可能ですし、摘心して側枝を出しすぎると、秋のコンバイン収穫作業がしにくくなるし。かといって、摘心しないと、草丈が伸びすぎて、倒伏しやすくなるのではないか、などなど・・・。

 で、思いついたのが、苗で摘心したらどうか、ということです。6月上旬に播種したエゴマ苗は、現在本葉2葉目が展開中です。今回、本葉1葉のすぐ上で摘心してみました。
 今回摘心した苗は、来週栽培畑に定植し、摘心しないものと生育を比較する予定です。このブログで、生育状況を逐次お知らせしたいと思います。

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                     摘心前、本葉2葉目が展葉中です。



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                  摘心直後の苗。本葉1葉目の上で摘心しました。


 ところで、苗であっても、摘心には時間がかかります。今回は本葉2葉目を爪て折るように摘心しましたが、本葉2葉目がまだ小さいため、1本摘心するのに平均3秒程度かかりました。
 苗の中に、発芽して間もなく芯が損傷し、子葉の付け根から側枝が出ている苗がありました。この姿に摘心するのであれば、作業効率はもっと良くなります。
 苗摘心の効果とともに、どこを摘心してどのような苗姿に仕上げるか。さらに検討が必要なようです。

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                       子葉の付け根から分枝が発生している苗。